ベストティーチャー賞を受賞しました!
- 保全生物学研究分野
- 2021年6月4日
- 読了時間: 3分
こんにちは、長らく沈黙をしておりました。
嶌本でございます。
昨年から続く新型コロナウイルス感染症により、大学でも様々な対応が求められています。
特に講義や実習なんかはもろに影響を受けました。
昨年はそんなこともあり、あらゆる大学が試行錯誤の年だったのではないかと思います。
正解がない中で模索していくのは、大変な1年だったのではないでしょうか。
本学も例にも漏れず、対面講義ができない中、どのように講義を実施していくのか、、、そんなことが議論されていました。
どうなるのか、、、日獣大、どうするのか!?
そんな状況の中、僕は案外すんなりとリアルタイム配信すればいいんじゃない?という結論に達しました。
というのも、学部生の時に運営に携わっていた日本野生動物医学会学生部会では当たり前のようにオンラインで会議や勉強会をしていました。
当時はスカイプを駆使して、全国各地に散らばる同志たちと、日夜野生動物のことを議論していました。
そんなわけで、オンライン上で講義をすることは僕は何も抵抗がありませんでした。
また、趣味でPCを触ることが多く、デバイスの設定や配信の方法も知っていたため、それが余計にすんなりとできた理由だと思います。
我がラボのボスであるY本先生もなかなかミーハーで、こんなのありますよ!!って持っていくと無邪気に触ってくれて、気が付いたら使いこなしていたのも拍車をかけていたでしょう。
そんなY本先生と協力して、どうにかオンラインでリアルタイム配信できるように体制を整え、1年生を対象にした野生動物学の講義で初回から配信をすることができました。
今回はその功績(?)を大学に認められて、紫雲賞(ベストティーチャー賞)という賞を受賞するに至りました。

左:Y本先生、真ん中:学長、右:嶌本
今の時代、学生はネットをよく利用し、Youtubeでライブを見たり、チャット欄でコミュニケーションを取ったり、日常的にそのようなことが行われています。
僕はたまたまそういうデジタルネイティブな世代と交流する機会が多く、ネットやPCに関する知識を持っていました。
エンジニアなどの本当に詳しい人と比べると大した知識ではないのですが、こうやって仕事に活きるだなんて思ってもみなかったので、人生何が役に立つのか分からないものですね。
ちなみに、野生動物学以外にも実習などでは実習風景を動画に収め、動画を編集して、オンライン上にアップロードしていました。
編集作業をば(机が汚いのは許して、、、)

Shotcutというフリーソフトを利用して、動画編集をしていました。
こちらは流石に知識がなく、使い方をYoutubeにあげている人がいたので、その動画を見ながら少しずつ勉強して、編集作業をしていました。
実習の動画以外にも、学生向けに研究室の紹介動画の作成依頼が来ていたため、調査風景の写真や動画を切り貼りし、研究室のプロモーションビデオも作りました。
少しユーモアも加えながら、楽しみながら動画を作っていましたが、正直かなり大変でした。
いくらやっても動画編集が終わらず、泣きそうになりながらやっていたのが懐かしいです、、、(笑)
どのように対応するのが望ましいのかが不明確な中、僕たちに求められていることは臨機応変に対応することだと思います。
これがいい!!こうでなくてはだめだ!!という固定概念に捉われず、この変化のある時代を乗り切っていきたいですね。
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