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新年解剖初め

  • 執筆者の写真: 保全生物学研究分野
    保全生物学研究分野
  • 2019年1月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年1月18日


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


新年明けてからブログが更新されていないですね。3年生たちは来週からはじまる期末試験の為に勉強に励み、4年生たちは卒論の追い込みで時間がとれずでブログが滞っております。なので、時間のある?私がアジアカップを見ながら最近あったことを報告させていただきます。



最近の出来事といえばムササビを解剖したことでしょうか。私自身は初めての機会でありました。




実はこの個体、本研究室の冷凍庫に10年近く眠っていた(忘れ去られていた)個体であり、そのせいもあってか、完全に水分を失った状態でありました。いやー、水分を失った生物ってこんなに皮膚を剥ぐことが大変なんですね。ただし、貴重なサンプルのため、嶌本先生が丁寧に作業を進めましたよ。



解剖して改めてわかったことは、ムササビは滑空するための構造になっていること。当たり前といえばそうなのですが、針状軟骨に、筋肉がほとんどない体格などを触って観察すると、生物のよくできた構造にやはり感心してしまいますね。百聞は一見にしかず。





ちなみに今回の解剖の始まりは研究室の冷凍庫の一斉掃除。年末にやればよかったことを新年明けてから整理したところ、思わぬサンプルが発見されたため解剖の機会を設けました。たまには身の回りの整理って必要ですね。思わぬことと出会い、新しい発見があるものです。

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