GWの軽井沢クマ調査
- 保全生物学研究分野
- 2019年5月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年6月1日
こんにちは。保全生物学研究室3年の古荘です!
4月に入室したばかりですが、GWに1泊2日で軽井沢の冬眠穴調査に連れて行ってもらいました。NPO法人ピッキオさんの方々やオーストリアからインターンで来ている方と一緒に、2つのグループに分かれて冬眠穴調査を行いました。
軽井沢は東京よりも涼しく、桜が咲いていたり、 ミソサザイ やキビタキが飛んでいたり、春を感じました!

1日目は、クマを見れなくて残念な気持ちでしたが、なんと!2日目の朝、クマが錯誤捕獲されたとの情報が入り、クマの身体測定、山へ放すお手伝いに行きました!!(ピッキオさんのHPでも錯誤捕獲についてのブログが掲載されていました。詳しくはこちらのリンクから)
錯誤捕獲とはシカやイノシシなどを捕まえるための罠に、目的とは違う動物が間違って掛かってしまったことをいい、今回錯誤捕獲されたクマは一才くらいのオスで、まだ子どもでした。身体測定では体長などの計測や採血、体毛を抜いたり、体についているダニをとったりしました。
初めて野生のクマを見て、鋭い爪や歯にびっくりしました。山でいきなりクマに出会ってしまったらと考えるとゾッとします。
そんなクマを追いかけたり、追い詰めたりするベアドッグにも会いに行ってきました!
人懐っこくとても賢いワンちゃんで、とっても可愛いかったです!!いつかベアドッグが山を駆け巡るところを見てみたいと思いました!
今回の調査では、オーストリアの方とお互いの国のご飯を作りあって、国際交流したり、冬眠穴に向かうときに、巣箱から顔を出したムササビをみれたり、沢山の経験をすることができました!!学んだことを次の調査や研究に活かしていければいいなと思ってます!

~修士1年 本橋の追記~
僕も2年以上軽井沢調査に連れて行ってもらっていますが、クマの捕獲から、計測、放獣までの一連の流れを全て見ることができたのは今回が初めてでした。
ムササビやオオルリなど、たくさんの野生動物にも出会え、とても充実した2日間になりました(和気あいあいとしていて、とても楽しい調査でした)。
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