ムササビの糞を探しに
- 保全生物学研究分野
- 2019年2月1日
- 読了時間: 1分
こんにちは。保全生物学研究室3年の岩本杏です。
1月28日に私の卒論のフィールド探しということで、研究室の嶌本先生と青梅に行きました。
現段階での私の卒論のテーマについて少しお話すると、野生動物の観察イベントなどでよく観察対象となっている日本の固有種「ムササビ」は、観察の頻度や周囲の環境からどれほどのストレスを受けているのか、糞中のストレスホルモンから分析する、というものです。
ということで、ムササビの糞を回収できるフィールドを探しに青梅に行きました。
ムササビの糞はBB弾ほどの大きさで基本的に木の幹の近くで見つけられるのですが、この糞探しがなかなか難しい…
左の写真にムササビの糞が写っているのが分りますでしょうか?嶌本先生は瞬時に見つけるのですが、私は土の塊や植物の実を糞と間違えてしまいます。早く一流の糞マスターになれるよう頑張ります!
余談ですが、中国ではムササビの一種の糞を乾燥させて五霊脂という漢方薬として売っているそうです。びっくりですね
オマケ
タヌキの立派な溜め糞です。銀杏をたくさん食べたみたいですね笑
フィールドはいろんな発見があって楽しいです^^
下の図:岩本さんが糞を採集している姿。野外でのサンプリングは大変ですが、頑張ってほしいですね(嶌本談)。

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