京都大学が主催するセミナーへ
- 保全生物学研究分野
- 2018年11月30日
- 読了時間: 3分
こんにちは、助教の嶌本樹です!
11月20日に京都大学の「霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院」というプログラムで企画されたThe 9th International Seminar on Biodiversity and Evolution:
Wildlife Science using Droneという国際セミナーに行ってきました!
しかも!ただの参加者ではなく招聘講師でした!!
まさか、旧帝大である京都大学が主催するセミナーに講師として招聘されるなんて思ってもみなかったです。
国内ではニッチな分野でありながらも、野外の生き物を相手にした内分泌学的な研究を続けた結果だと信じたいところです・・・。
この国際セミナーは今回で9回目らしく、リーディング大学院のプログラムで招聘した国外の学生さんを対象に、フィールドからラボまでつなげる研究に触れさせることが目的らしい(詳しくはこちらを)。
う~ん、そんな面白そうなプログラムがあるなんて素晴らしい!
そんなセミナーに呼んでいただけるなんて、とても名誉なことだと思います。
Kさんありがとうございます。
そんなこんなでセミナーでお話してきました(以下の写真がワタシ)。

苦手な英語を駆使し、なんとか30分の講演をしてきました(ちょっと早口になって5分ほど早く終わったのはナイショ)。
今回お話した内容は、都市と郊外の緑地に住むエゾリスのストレスについてです。
この研究で都市化という現象に対して生き物がどのように応答しているのかをストレス生理の目線から明らかにしました。
これについての論文は現在投稿中ですので、出版後に簡単に解説したいと思います!
緊張しながらも講演が無事終了し、もう一人のゲストスピーカーである東京農業大学の松林先生や学生さんの発表を聞いてお勉強っ!
口頭発表だけではなく、少しだけポスターセッションもあり、何人かの学生さんともお話をしました。
英語って難しいと痛感する場面も多々ありましたが、非常に貴重な経験ができて今回参加してよかったなと思いました。
最後に参加者のみなさんとパシャリ。

参加してみたらあっという間にセミナーが終わり、秋の京都を楽しむ間もなく東京へとんぼ帰り。
でも、京大のKさんともじっくりお話をする機会もあり、短くともとても充実した二日間でした(二日目は京大の野生動物研究センターを見学させていただいた)。
呼んでいただいたこともそうですが、自分一人で考えるのではなく他の研究者の方とお話をしたことで更なる研究へのモチベーションも一層高まりました。
うん、これからの研究もがんばろう!
最後にちょっとだけ立ち寄った京大の横にある神社の写真をご紹介!

紅く色づいた葉に包まれた秋の京都はとても綺麗でした。
これから年末に近づきますが、やり残しのないように年を跨ぎたいですね!
みなさん、一緒に頑張りましょ~(^_^)/
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