豊凶調査へ行きました!
- 保全生物学研究分野
- 2019年9月24日
- 読了時間: 2分
こんにちは。保全生物学研究室3年の宍倉です。
今回、9月5日から8日にかけての4日間で軽井沢へ豊凶調査に行ってきました!
私たちの行った豊凶調査とは、ツキノワグマの秋の主な餌資源となるミズナラ・コナラ・クリのブナ科堅果類3種の結実数を双眼鏡により目視で観察し、数え、評価していくものです。
毎年行っているこの調査が、その年のツキノワグマの出没数を予測することに繋がっているそうです。今年は調査の一部にドローンを導入していました。ドローンを使用することによって、より効率よく正確な調査につながると思われます!

初めのうちは対象の木を探すことも実を数えることも難しく苦手な作業でしたが、回数を重ねるうちにどんどん楽しく感じられるようになりました。また、一緒に行動していた先生から山の草木や虫の名前を教えていただくなど、調査に関することだけではない知識も得ることができました。
また、学生みんな揃って柔らかい日差しや涼しい空気を感じつつ、鳥のさえずりを聞いたり動植物を観察したりとゆったりとした朝の散歩を楽しむこともできました!メンバーとたくさん交流することができたのもこの調査を行った中での収穫だと思います‼

最終日には、5月に本校でベアドッグについて講義(ピッキオさんのブログはこちらから)をしてくださったピッキオの田中さんとベアドッグのタマちゃんのお家へお邪魔しました。気になっていた田中さん手作りの竪穴式住居や、既にベアドッグとして活動しているタマの2頭の子どもの様子などをビデオで見せていただきました。次は実際に追い払いをしている場面を見てみたいです。
この4日間で様々な体験をすることができました。ありがとうございました。
~修士1年 本橋の追記~
僕はこの豊凶調査は3年目になりますが、最も参加人数が多く、とても賑やかで有意義な調査(ほぼ合宿?)でした。
この調査もあと何回参加できるのかと考えると、なんだか感慨深いですね・・・
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