軽井沢で豊凶調査を行いました!
- 保全生物学研究分野
- 2018年9月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは。保全生物学研究室3年の熊木彩乃です。今回初めてブログを書かせていただきます。よろしくお願いします!
9月13日から17日に長野県の軽井沢で豊凶調査を行ってきました。
ツキノワグマの秋の主要な餌資源となるブナ科堅果類(ミズナラ、コナラ、クリ)を対象に双眼鏡で15秒間目視して結実量を数えました。

あいにく天気に恵まれない日もあり、ちょっとした事件も起こりましたが(後に語られる?)、5日間で約40地点の調査を全て終えることが出来ました。
わたしは初めて豊凶調査に参加したのですが、最初は実を見つけるだけでも大変でした。
去年は豊作だった調査木が、今年は凶作という結果になった地点もあるそうなので、どうしてなのか疑問に思います。
また、毎年のデータを見てみて、結実量とツキノワグマとの行動にはどのような関係性があるのか興味がわきました。

双眼鏡で樹冠を目視し、実の数を数えている様子です。特に多く実が成っている木は数えごたえがありました!
(嶌本談)
調査に参加された3年生と4年生のみなさん、お疲れ様でした!
僕も軽井沢での初めての豊凶調査でしたが、学生さんと一緒に調査できて非常に楽しかったです!!
フィールドに繰り出し、生息環境を直接目で見たことで、疑問に思ったことが出てきたようで嬉しい限りです。
そういった”研究の種”から、面白いことが分かるといいですね(^^)/
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